鮫洲運転免許試験場で運転免許証の併記をしてきた

平日しかやっていない免許書き換えに、お休みをとって行ってきました。正確に書こうとすると、現在持っている免許証に普通自動二輪の免許を加える作業「併記」だそうです。聞き慣れない。

去年の秋に付き合いで鮫洲に行ったときは非常に古い感じの試験場だったのですが、その直後に新庁舎に移ったようで、到着してしばしぽかーんとしてしまいました。めちゃくちゃぴかぴかで広くて明るくてきれい。隣にあったはずの古い建物はなくなってしまっていました。


あんまりぱしゃぱしゃやってると怒られそうな気がしたので看板を撮ってみた。

持ち物(教習所を卒業し、東京都で併記をする場合)

  • 教習所で卒検の後にもらった卒業証明書(発行から1年間有効)
  • 運転免許証
  • お金(手数料)
    • 受験料1,750円+交付手数料2,050円=3,800円
  • 写真1枚
    • 試験場内にスピード写真の機械がある。800円
    • 免許で使う写真ではなかったので、教習所で撮って教習原簿に使った後卒検後に返してもらった余りの写真でやればよかった……。そのために返してくれたのだったら、あらかじめ教えてほしかったという感じがちょっとだけあります。めっちゃもったいなかった

流れ・手順

学科試験免除の人の受付時間は、月曜〜金曜(祝日除く)の8:30〜16:00。かなり時間を使うと聞いていた+教習ブログなどでも書いてあったので、早めに行かないと〜と思いつつ、8:30に鮫洲に着くようにがんばるとすごく疲れそうだったので、会社に行くくらいの時間で出発しました。

鮫洲の新しい建物にぽかーんとしつつ総合受付へ。学科試験を受ける人も再交付の人もとにかく全員同じ受付でしたが、そんなに人はいなくて列もほんの少し。卒業証明書を教習所の封筒に入れて持っていたせいか「併記ですね」とさくっと申請書を出し、記入する箇所を教えてくれました。

申請書に記入した後、写真を撮る機械的なものが全く見つからなくて、入り口近くのインフォメーションで聞いてみたら、かなーり端っこの方に設置してありました。先ほど書いた通り、もし教習原簿の写真を後からもらえる場合は、それを使うのが一番いいと思います。1枚しか使わない……全部貼らせてほしい……。

申請書ができたら次は手数料の支払いに。前(神奈川県で免許を取ったとき)は印紙を買ってぺたぺたその場で貼ってくれた記憶がありますが、印紙は登場しませんでした(印紙に相当する処理をしてるんでしょうけど)。手数料が終わったら、2種類の暗証番号的なもの(あれ印刷するから暗証ってわけじゃないけどなんていうんだかわからない。まあいいや)を設定する機械で設定して紙を印刷して、適性検査に進みます。適性検査といっても視力だけで、相当さくっと終わった。両目でいっぺんに見て4種類くらいCの開いてる方向答えて終わったんですけど大丈夫だったんですかね。条件がなくて裸眼って答えたからだろうか。

次は毎度凶悪犯のような写真が撮られてしまう免許証用写真撮影。都庁で更新したときは近くにちょっとした鏡があったけど何にもないのな! 列に並んでいるときにとっさにくしを出して少しだけすきました。本当は美容院に行ってから、とはいってもセットとかじゃなくて白髪を染めてから臨みたかったのですが、どうしてもタイミングが合わず、さらに湿気に弱いので凶悪犯らしさが一段と増すということで、せめて。気休めに。

ここまで全部1階で、次は学科試験のコーナーへと言われたので3階の学科試験受付に移動。学科免除の場合どうなるんだろ……と思っていたら、受付カウンターに「学科免除の人は申請書と卒業証明書と免許証を出して並べ(意訳)」という画面が出ていました。学科試験の部屋も同じフロアにたくさんあるのですが広くてでかくてきれいー。てっきりここで交付を待つのかと思ったら、1階の交付カウンター前で受付番号が呼ばれるまで待てと。なんだか導線がなぞい。併記よりは新規取得の人の方が圧倒的に多いからしょうがないとは思いますが。

1階の交付カウンターでは、更新の際のビデオを見終わった人や、新規取得と思われる講習ビデオを見終わった人や、高齢者講習が終わった人なんかが一緒に交付を待ちます。画面に表示されている併記の番号は1番目から4番目まで、自分の番号は9番目。ここからが長いのかなーと思って、Twitterを見たり持参した本を読んだりしていたら、30分くらいして突然名前を呼ばれました。番号のアナウンスは5番目までしか行っていなかったし、本を読んでる最中もアナウンス聞いていたはずだったのに、「番号呼んでもいらっしゃらなかったので〜」といわれました。うーむ。別に極端に呼ばれたくない!とかじゃなかったのですが、名字の読み方間違えてたものでつい変な反応になったんですよねぇ。

そして手元に新しい免許がやってきましたー。わーい。

新旧比較

これまで

併記

「普自二」がやってきた! しかしなんだかぎゅうぎゅう……。「普二」だと普通自動車二種、「普自」だと普通自動車とごっちゃになるからとは思うんですが、もうちょっとスペース配分が適正になればいいのにという気がします。「二・小・原」は原付免許を取得した年月日が入っていて、二輪免許で上書きされるのかな?と勝手に思っていたのですが、普通二輪については裏面に記載してありました。原付免許をとった日に、あなたは22年後に二輪免許とるんだよーともし言われてても、あんまり信用しなさそう。

これで公道で400ccまでのバイクを運転できるようになりました。しかしまだまだ自分のバイクまでの道のりは長い!ので、追々経過を書いていこうと思います。

併記を終えての感想

待ち時間がとにかく長いという前提、時間が読めない、という点から1日お休みをとった訳ですが、受付開始時間にいけば午前の半休だけでらくらくいけたのでは……?という気がしてなりません。しかし、様子を見るに訪れる人全体がそんなに多くなかったらしく、こればっかりは運とかタイミングなんだろうなーと潔くあきらめることに。受付して「はい1時間半後にきてねー」と言われて途方に暮れた方も過去にはいたようだし。試験場が新しくなって処理能力が上がった?とかも考えたのですが、移動は楽ちんになってるし待つためのいすやソファもかなり増えたとはいえ、手続きが簡略化されたわけではないようなのでちょっと違うかも。待ち時間はだいぶ快適でした。

一発試験で免許をとる人のコースの様子も見てみたかったのですが、あいにくあんまりそういうタイミングがなく、あんまりうろうろしても変だし、ということでさくっと試験場を後にしてしまいました。待ち時間がたくさんあったら中をもっと探検していたかも。