教習日記:第2段階の10時間目

よく晴れた。日中非常に暑くて、低温やけど対策で太もも部分に仕込むタオルを持っていったのですが、さすがに18時過ぎにはだいぶ気温が落ち着いたのでそのまま乗りました。

早めに着いてコースを見ながらイメトレしたり教官の走り方を見たり、というのを割と毎回やっているのですが、一つ前の時間はなぜかものすごく二輪の教習生が多く、外周で四輪の人が停まると、その後ろにずらーーーーっとバイクが並ぶことになっていました。あと2段階の人が多くて小分けになって検定コース走りまくって、坂道発進部分が大渋滞起こしていたりとか。多い日なのかなーと思って覚悟して行ったら、自分の教習時間はやけに少なくて(教官も「あれ?少ない?」と言ってたくらい)、半分くらいの時間はマンツーマン状態でした。

1段階は赤、2段階は緑のゼッケンをつけることになっていて、その番号は教習中関係がないものの、なんとなーーーく二桁の番号をいつも選んでいたのですが、今日はたまたま14番が空いていたので14番を意図的にとってみました。

今日やったこと

再度のみきわめです。とはいっても、外周でウォーミングアップ走行をした後は、復習項目扱いになっている一本橋スラロームの練習をとにかくひたすら。「不安なところはありますか?コース大丈夫ですか?」と聞かれ、「コースはほぼ大丈夫なんですが一本橋の成功率が2割以下なんです」と訴えまくりました。

一本橋は、とにかくこれまで「遅すぎる」と指摘されていたので試しに「自分では速いと思ってもそのまま走り抜ける」をやること、ニーグリップしっかり、視線は遠くに、上体の力をなるべく抜く(後ろ3つは一本橋としては基礎の基礎です)、をすごくしつこく意識するように心がけました。そしたら、速いと思ってもそれで7秒ちょい! しかも落ちない! あからさまに不調の理由は「遅すぎる」でしたね……。回数を繰り返すうちに膝が開き気味と指摘されたのでニーグリップをきゅっと。2段階の最後まできてこんなことをいうのもなんですが、ニーグリップをすることで車体が安定する感覚がよくわかっていなくて、今日の教習を振り返ると「ニーグリップを強くやり続けようとして結局そんなことができるわけがないので疲れて膝が開く」だったんだなと思いました……。クランク・S字もちょっと安定した気がしたもんなぁ。結局この時間中一本橋は一度も落ちませんでした。

一本橋スラロームがセットなのでスラロームも同じ回数やってましたが、こちらはまあまあの安定感。がしかし、視線の近さとニーグリップはやっぱり意識しないとすぐだめになってしまいます。それでもパイロンに触ることはなく一応走れる。セオリーでは1つ先のパイロンを見る、ですが、1段階のときに「出口を見るつもりで」と言われたので、気をつけないと。

2つがだいたいできる見通しになったところで、課題のリクエストとして急制動坂道発進をお願い。坂道発進はやっぱり一度エンストしてしまいました。半クラができていないというよりも、後輪ブレーキを踏みつけすぎで半クラの感覚がわかりづらいのがよくなかったらしい。急制動ではこれまでの懸念点だった加速はできるようになったものの(といってもロー、セカンドでぐおおおとアクセル回すようにしただけ)、今まで無意識ながらできていた40km/hでのパイロン通過がいまいちになってしまい、何回か練習しました。そのうち一度、後輪ブレーキ踏みすぎて低速転倒。教習生が少なかったせいか、あーこれはこけるなーと思った瞬間に教官がわらわら集まってきてしまいました。はずかしい。繰り返しで足に力入っちゃってますね、これくらいにしておきましょうか、というタイミングでちょうど時間に。

コース回るのいっさいなしだったみきわめでしたが、1段階2段階通して課題走行の練習時間が足りなかったように思うので、コース全通しがなくてもあんまり不安になりませんでした。教官が途中でクランクやS字を混ぜて指示してくれたので、そこだけ一部コースの練習にもなったし。坂道発進時に後方確認が抜けるのが自分でもよーくわかったのでそこはほんと気をつけよう……。

ということでみきわめの結果は良好でした。これで教習終了! 1時間オーバーで終わったのは自分としては大変意外でした。1段階の前半でクラッチとアクセルとブレーキの操作にあんなに苦労していたのに、今はそれなりに動かせているから不思議だ。

あとはコースの復習をこつこつイメトレでやりつつ、今日うまくいったイメージのまま卒検に突入するだけ、です(だけ、が難しいんだけど)。卒検は明日。どうしたって緊張しまくるのはわかっているので、緊張はするのは前提でその状態で乗り切るしかないですねー。