作るとか職業とか

4月から、大阪市クラフトパークというところでやっている金工講座に通うことにしました。大阪に引っ越してきてから興味だけはあったんですが、今年2月に中吊りやポスターにあった受講生募集になぜか心ひかれるものがありまして、思い切って申し込み。リングやペンダントトップを作るらしいですよ。もともと中学生の時に家庭科よりも技術の授業の方が楽しみだったこともあって、木工やバーナーワークにも興味があったのですが、ファーストインプレッション重視で決定。

職業にならない習い事はしり込みしてしまうという長年に渡る習性があったんですが、今回はそこを乗り越えようと思ってやってみた、というところが大きいです。もともとやりたいなぁと思っていたことは他にもたくさんあって、周囲の人やWebで出会った方々にきっかけをたくさんもらっていて、あとは行動力あるのみだったのですが、「食っていける訳ではないことにお金をかけるのはもったいない」という変な刷り込みがあってどうしても踏み切れなかった。しかも私が極端なのは「ちょっとやるくらいなら全然やらないほうがまし」と思ってしまうところ。逆でもいいじゃん、面白いと思ったことをやってみてもいいじゃん、という練習のつもりです。受講料も思い切り高価な訳じゃないのがよかった。

ちぇりさんの「モノを作れないコンプレックス」みたいなのは私にもあって、映像や写真を撮影する訳でもなく、WebサイトやWebサービスを作り出せる訳でもない、というもやっとした感触を持っていました。それこそ極端に走って、どこかの職人さんに弟子入りして何かを極める道(極められるかどうかは別)を選ぶということも可能なんでしょうけど、それができる人ってぐだぐだ考えなくても、もしくはちょっと考えても、即決して始められる人なんですよね。おそらく。

ちぇりさんとずいぶん前に会った時に、マッサージを職業としてやっていこうと思ったきっかけについてお話ししたことがあるんですが、その時にちぇりさんの行動力と考え方がすごいなと、未だに覚えているくらいのインパクトを受けました。だからきっと、ちぇりさんは自分が思い描く方向に進んでいくのだと思っています。マッサージ全般(整体も何もかも)を受けることって気持ちいいことなんだなーと初めて知ったのが何しろちぇりさんの施術だったし。