木の洞

私はNTT系列のような大きな、キャリアパスがはっきりした会社に所属したことはないのだけど、以下の部分に強く賛同した。

これまで管理職見習いをなんとかやれたのは技術力がまだ生きているおかげだと考えています。それによって部下とスムーズに会話ができ、他部署との議論をリードすることができ、上司から信用を得ることができました。しかし、全く手を動かせない状況が続けば早晩技術貯金は尽きてしまい、管理職としてもダメになる可能性がありました。

いわゆる「管理職」であった3年ほどの間、それまで経験のなかったマネジメントにチャレンジする機会を与えられた一方で、自分で専門性があると感じていた・考えていた部分は次第に加水分解されて形を留めないイメージになってしまい、約半年の明確なスランプを経て、全く価値を失ってしまったような気がしている。価値というのは「会社に提供できる価値」で、自分自身のことではない、はずだったのに、自分で自分を追い込むことばかりが得意だったために自ら災難を呼び込んだ(特に会社は良くも悪くも関与していなくて、たぶん自分自身の気の持ちようとか、考え方、行動のパターンなどによるものが多そう)ような感じ。以前できていたことがすんなりできなくなり、それが加齢による単なる後退なのか、なんなのか、よくわからない。

その「価値」は、「貯金」と表現する方が適切だな、と先ほどの記事を読んで思った。本当にわずかだけど時間で利息が付くのに、全体で見ると減りっぱなしみたいな。いま袖を振ってもなんにも出てこない。よく信用貯金という表現はあるけど、技術も「貯金」で表せることを知った。

こう書いているとやたらとネガティブな考えに見えると思うけど、ネガティブというよりはうろを覗いている感じ。木の洞。できてしまえば元には戻らなくて途方に暮れて木の洞をぼんやり見てる、そういうイメージです。

東京に戻りました

暑かった。化粧も日焼け止めもぐだぐだになる蒸し暑さ。梅雨が明けると一気に暑くなるってレンタバイクのお店の人が言ってて、きっとそっちの方がまだよかった。なにぶん3日ずっと変な曇りで、雨は小雨が降る程度だったので、わざわざ用意したはずの晴雨兼用傘の出番を作れなかった。

2日目の夜がエアコンと布団のバランスが取れず1時間起きくらいに覚醒していたので、帰りの飛行機では乗ったと同時くらいに寝落ち、途中何度か起きたものの着陸するまでほぼ寝てた。日本最西端に行ってきたのが夢みたいだったけどあれは事実だ。ビーチで何かするとかを一切しなかったので、乗り継ぎ時間で那覇市の唯一の砂浜まで頑張って行くなどしてみた。離島の方が楽しいな、と気づいた。

石垣島を後にしました

3日目は天気が荒れていて、石垣島から高速船に乗ったら帰って来られないかもしれないと考え、石垣島のスポット巡りをしようと思っていました。空港で荷物を預けてしまい、1日バス乗車券で走り回るぞ、と思ったのもつかの間、JTAのお兄さんのアドバイスで、大雨の那覇までとりあえず飛んでしまうことに。予定を大幅に早めて当初の予定の3時間前のフライトにしました。

島々が眼下に見えてもおかしくないのにずっとこんな感じ。白い。まぶしい。

石垣島で行きたかったところは割と置き去りにしてしまったので、また季節のいい頃に来てみたいです。高速船で竹富島や黒島にも行きたかったし。

与那国島に来ています

2日目は与那国島往復。初めてレンタバイクを借りるという体験をしました。スクーターなのに40km/h出しても怒られない!すごい!と思ってましたが、もともと交通量がめちゃくちゃ少ないため淡々と運転しました。誰もいない道路走るの気持ちいいものだ。というわけで眠らせっぱなしのマイバイクをちゃんとしないと……。

夕方から雨が降る予報だったので早めにバイクを返し、与那国空港で3時間暇を潰しています。与那国島の集落は空港から離れたところにあるのです。外に出て被写体でも探そう、と思ったけど本当に何もなかった。でも宝塚記念あったしインターネットあるし、空港内の喫茶店ではバナナもらったしで、空き時間も悪くないです。こうやってメモ代わりにブログ書けるし。と思ったら機材の到着が遅れてちょい遅れるらしい。石垣島に戻る頃にはどしゃ降りかなぁ。

石垣島に来ています

最近島が気になっているので、自分への誕生日プレゼントとして石垣島を拠点とするひとり旅をしています。今は与那国島に行く飛行機の搭乗待ち。与那国島ではレンタバイクに乗りたいと思ってたけど、この後天気が崩れるそうなので、島を走るバスに切り替えてのんびりするか、という気持ちになっているところ。天気がうまく持ってくれれば、レンタバイクの実績解除になるんだけど、こればかりはわかりませんな……。これから乗るRAC741は50名乗りだそうで、もしかしたら自分史上最小の飛行機っぽい?ということで飛行機に乗るのを楽しみにしつつ、雨が降ったら降ったでなんとかしましょう。